土木技術の歴史は人間の歴史とともに始まった。
そして他の諸技術は土木技術から分化発達したものである。
これが、土木技術は「すべての技術の母」であり、「技術のなかの技術」といわれる理由である。
人間が荒々しい自然のなかで大地にしっかりと根を下ろして生活するには、なにをおいても住居の基礎を築き、交通路の開設、飲料水の確保をしなくてはならない。
やがて農業が始まり、集落が形成され、大規模な灌漑(かんがい)や排水工事が始まる。
土木技術の歴史は人間の歴史とともに始まった。
そして他の諸技術は土木技術から分化発達したものである。
これが、土木技術は「すべての技術の母」であり、「技術のなかの技術」といわれる理由である。
人間が荒々しい自然のなかで大地にしっかりと根を下ろして生活するには、なにをおいても住居の基礎を築き、交通路の開設、飲料水の確保をしなくてはならない。
やがて農業が始まり、集落が形成され、大規模な灌漑(かんがい)や排水工事が始まる。
語源の「エンジン」はラテン語の「考案」に由来し、「エンジニアengineer」とは、軍事用具・施設、たとえば弩砲(どほう)、浮き橋、攻撃塔などを設計・使用する職業人のことであった。
その職業人仲間から尊敬されたイギリス人スミートンは、市民工学civil engineeringを提唱し、1771年、これまでの軍事工学でなく、街路・給水・運河など一般市民に役だつ職業人を結集した。
1818 年世界最初の市民工学会Institution of Civil Engineeringがイギリスで結成され、工学を「自然にある大きな動力源を人間に役だつように支配する術」と定義した。したがって、この学会は全工学を代表していたが、運河・橋・道路を建設したテルフォードが初代会長に就任したように土木工学が主流を占めていた。
日本では土木学会とよばれる。その後、蒸気機関車が発達し、この学会からG・スティーブンソンを初代会長とする機械工学会が1847年に分化、独立した。